教育失敗学から教育創造学へ   (読書編) ~子どもの教育に情熱をかける人々のために~ 

小学生と大学生の親です。 このブログでは,読書から得られた発見や視点を中心に,子どもの教育について考えていることを書き綴っていきたいと思います。

戦争と農業

戦争と農業 (インターナショナル新書)
藤原 辰史
集英社インターナショナル
2017-10-06


 ちょうど第一次世界大戦の内容を学習しているので,『映像の世紀』で実物は見てもらっていますが,戦車や火薬,毒ガスと農業とのつながりを改めて考えてもらう授業はできないかと考えてみました。
  
農業は,人間が生きていくためのかけがえのない産業です。そのために発達させてきたはずの技術が,しかし,実は人間を大量に殺す技術の基盤と重複している。

 昔,科学者と戦争との関わりに関する本をどこかで読んだ記憶がありました。

 新しい科学技術を使用するときに「罪悪感」を覚える人はいないでしょう。

 そういう鈍感さが問題なのだ,という提案の仕方はできるかどうか。

 科学技術に共通してみられる点に,人間が陥ってはならない重要な「場所」があるのか,どうか。

 科学技術は,人間を鈍感にしていく,そういう「根っこ」を押えた上で,科学を学ぶべきだ,という主張が伝わるかどうか。

 検討中です。

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当事者意識の不足~史上最悪の英語政策



 私は「話す」「聴く」を重視した英語教育を受けましたが,「話せる」ようにも「聴ける」ようにもなりませんでした。「書く」など到底無理です。入試以外で必要になる場がなかったから,というのが正しい原因でしょうが。ただ,今でも「読む」ことはできます。文法学習がほとんどない学校だったので,参考書を使っての独学でした。

 著者は,大学を卒業したばかりの若い社員たちの英語力が低い原因を的確に指摘しています。

 「4技能」についての課題や,日本人には隠された(日本語に訳されていない)TOIECの「利用価値」に関する指摘も「知らない人たち」の方が圧倒的に多いでしょう。

 日本人の多くは,あまり「英語教育」には興味や関心がないのでしょう。

 教育政策立案者も,「上位の者に関する話」として改革を考えているので,そもそも「英語」に興味や関心のない人たちは「切り捨てられている」のです。

 「当事者意識の不足」という件が腑に落ちました。それは,たまたまそうなっているのではなくて,「はじめから捨てている部分」がある,というのが私なりの見立てです。

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外国語を学ぶと創造的思考力が育まれる



 言葉の切れ味がまだまだ若々しい外山先生。
 
いい加減な早期教育はたいてい失敗するのである。小学校英語のおかげで,一生,「英語ぎらい」という人間がどれくらい生まれるかを考える想像力を,日本の英語,英文学に関わる者だけでなく,知識人のすべてが共有しなくてはならない。

 ただ批判するだけなら,だれでもできる。外山先生が「若い」のは,

やるからには,「失敗でした」では困る。最大の努力によって成功させたい。

 AIに対抗できるNI「自然知能」という概念や「創造性」を高める文法学習の重要性を訴えています。

 関係者の皆さんは,ぜひとも外山先生の言葉に耳を傾けて下さい。

 私は,小学生の我が子の「英語ぎらい」をどのようにして解消しようかと,親として考えています。

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