教育失敗学から教育創造学へ   (読書編) ~子どもの教育に情熱をかける人々のために~ 

小学生と大学生の親です。 このブログでは,読書から得られた発見や視点を中心に,子どもの教育について考えていることを書き綴っていきたいと思います。

やる気がでないことを人のせいにする受験生へおくる言葉~プレジデント 2014.6.16号



 ユーグレナの出雲社長が選んだアドラーの言葉は,

 きちんと自分と向き合える人間になるために必要なもので,

 自分に都合の悪いことをすぐに他人のせいにする人は参考にしてもらいたいですね。

>「やる気がなくなった」のではない。

 「やる気をなくす」という決断を自分でしただけだ。


 過去にさかのぼってダメな理由を探してばかりいる人は「変われない人間」であり,

 「変わろうとしない人間」でもあるわけです。

 できない「原因」ばかり探っている大人はいませんか。そういう習慣は子どもに伝染します。

 過去に関係なく,自分で選ぶことができるのは「目的」です。

 どんな「目的」で,何をしようとしているのか。何をすべきなのか。

 当たり前のことなんですが,なかなかできない考え方ですね。

 受験で覚えなければならない言葉よりも,人生にとって意味のあるこういう言葉を

 トイレには掲げておくべき? 

 にほんブログ村 本ブログへにほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へにほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へにほんブログ村 受験ブログへにほんブログ村 受験ブログ 受験生の親へ

受験生のセンスを試す質問~頭の悪い日本語(新潮新書)

頭の悪い日本語 (新潮新書)
小谷野 敦
新潮社
2014-04-17


 この本の中で紹介されている話でもありますが,

 「普通選挙」は,general  election の訳です。

 「普通選挙」の意味を子どもに言わせて,

 「普通」って言葉を使うのは変じゃない?と聞いてみたときの

 反応を見てみましょう。

 自分の頭で考えるクセがついているか,そうでないかがわかります。

 にほんブログ村 本ブログへにほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へにほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へにほんブログ村 受験ブログへにほんブログ村 受験ブログ 受験生の親へ

成績が伸びない子と伸びる子の違い~プレジデント2014.6.2号



 英語の学習で,同じ英文を何度も聴いたり,単語帳を作って覚えたりしたことがある人は多いでしょう。

 しかし,上の雑誌の特集では,これらは「進歩がない人の悪いクセ」として紹介されています(あと3つあります)。

 「伸びた人のよいクセ」は,いろんな英文を聴くことだったり,英文を読むたびにわからない単語をその都度,覚えていったりすることだったり。

 受験勉強でも,参考になる話かもしれません。

 もちろん,1冊を繰り返し繰り返し学習して,100%ものにする,というやり方もあるのでしょうが,

 「多様な問題,多様な話題,多様な声」に触れるというのも,大事なのではないでしょうか。

 そういう意味では,小学校の学級担任制というのは,教育的に考えてもプラスよりマイナスの方が大きいような気がしてしまいます・・・・。

 小学校のころから塾等で様々な先生の声,説明,論理,クセ,熱意にふれていた方が,中学校以降の伸びが違ってきそうな気がするのは私だけでしょうか?

にほんブログ村 本ブログへにほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へにほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へにほんブログ村 受験ブログへにほんブログ村 受験ブログ 受験生の親へ
最新コメント
アクセスカウンター

    受験ブログ