教育失敗学から教育創造学へ   (読書編) ~子どもの教育に情熱をかける人々のために~ 

小学生と大学生の親です。 このブログでは,読書から得られた発見や視点を中心に,子どもの教育について考えていることを書き綴っていきたいと思います。

2013年08月

道徳教育を重視しなければならない一番の理由

 安倍政権は,世界トップレベルの学力と規範意識を身につける機会を保障する手を打ってきます。
 
 学力については,学習指導要領を改訂することで,その実現を果たそうとしています。

 その成果を調べるための調査も計画されています。

 規範意識の方のターゲットは「道徳教育」です。

 でもみなさん,「道徳教育」を強化したい,本当のねらいは何だと思われますか?

 日本というのは,「災害大国」です。

 長い歴史を通して,「助け合い」の精神は育まれてきました。

 規範意識の高さが最もよくわかるのが,災害のときです。

 国際的に見て,学力もそうでしょうが,特に規範意識については,非常に高い国であるとの評価が一般的だと思います。

 それなのに,どうしてさらに力を入れなければならないのか。

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 【選択肢】 

 1 教育公務員としての「先生」たちの「規範意識」の低下が著しいから

 2 子どもに模範を示す立場である「親」たちの「規範意識」の低下が著しいから

 3 「国の政策として規範意識を高める工夫しているから,日本人の規範意識は高いのですね」と言われたいから

 4 ブログの世界の規範意識の低さが目立つから

自分の弱点がピンポイントで見つかる子どもは,相当限られています

 中学生を想定してみましょう。

 特定の教科内で,「あなたの弱点は何ですか」「あなたの弱点にあたる単元はどこですか」という質問にはっきりと答えられる中学生は,どのくらいいるのでしょうか。

 「計算問題が苦手」というレベルの生徒には,弱点探しどころの問題ではないんですね。

 弱点を探してそこを補強する,という学習方法,受験勉強の方法がとれる中学生は,競争の激しい上位校をねらう子くらいです。

 公立高校の入試問題は,市販されていますから,だれでも見ることができます。

 東京都の場合は,国語・数学・英語の問題を自校で作成する上位の高校がありますが,それぞれの問題でも,「難問」が出されることはまれです。

 大学受験についても同じようなことが言えると思いますが,やはり重要なのは,一度やってすんなりできたと思われた問題が,まぐれではないことを確かめるために,必ずもう一度やり直してみる,という学習法だと私は考えています。

 塾に行けば,こんなアドバイスが聞かれます。

 とにかく,できる問題を確実にとることが大事です。

 ケアレスミスをなくすために,できるレベルの問題を繰り返し,たくさん解いて,「とりこぼし」のない本番を迎えるようにすることが大事です・・・・。

 まあ,一般の受験指南書にも書いてあることですけど。

 時間は限られています。

 こういう,決められた時間のなかで,できる限りの努力をして,一定の成果を出す,という経験は,人生のなかで何度か体験することが大事であると思い,私は現在の中学生の子どもに受験をさせました。

 おかげさまで中高一貫校に合格できましたが,取り組んでいたのは本当に「例題」とか「基本問題」レベルのことでした。

 教科も一つだけではありませんから,何かを考え続ける,という時間的余裕も精神的余裕もなかったと思われます。

 時間があれば,基礎・基本を繰り返し確認する・・・・トイレにいろんなものを貼っていたのは,みなさんと同じ方法です。

 ・・・なんて,こんなこと,書く意味あったのかな・・・・?

 大事なのは,中高一貫校に入って,

 「将来,どう生きるのか」を考え続けてくれていることが,親としては

 「狙い通り!」という実感でいます。

 高校受験をひかえている方には恐縮でした。

 

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多くの子どもには通用しない受験勉強法

 教師のためのブログのはずが,また受験生を対象にした勉強法の話に・・・そして,それが時間があり余っている浪人生向けか,非常に優秀な現役生のためのものなので,「一般論」に近い?私の考えを述べていきたいと思います。

 そもそも,歯が立たないような問題は受験では捨てる,という主張をしていたはずなのに,受験勉強の過程では,そのためのノートをわざわざ作って,そういう問題を「考え続けろ」と書いていますね。

 浪人生は,すでに受験に出る範囲の学習を学校で終えていますから,方法としては悪くないと思いますが,現役生の場合にはとても危険な学習法に思えてきます。少なくとも,私はこういう勉強の仕方はせずに,受験に成功してきました。

 むしろ基礎・基本を重視して,それをしっかり繰り返した方が,一見,「難問」に思えるような問題にも,対応できるようになる,というのが私なりの経験談です。

 「難問」のなかには,「悪問系の難問」が紛れ込んでいる場合があります。つまり,それが仮に解けても,他のケースに応用がきかないようなものです。

 なかには,「本当の良問」があるかもしれませんが,それを子どもが自分で判断するのは無理でしょう。

 紹介されている方法でいくと,「難問集」のような問題集を,すみからすみまで全部やる,ということになってしまいますよね。

 現役生に,そんな時間はありません。

 ですから,良問がセレクトされているものを,数多く解いていく・・・これが合格への近道だと思います。

 予備校なり塾というのは,「良問」というのを知っているわけですね。ですから,市販の問題集とは別に,塾独自のテキストで学習させている。そして,それが子どものその時点の学力に対応したものになっている。

 子どもは,ハードルが高すぎる問題に直面すると,考える意欲を失ってしまうのですよね。

 普通の大人だってそうです。

 長期的には,売り上げが1億円の会社が10億めざす!っていうのはいい目標かもしれませんが,

 受験勉強は短期勝負です。だって,新しい内容を学習しながら,刻々と受験の日が近づくんですから。

 まずは,基礎・基本をおとさずにできる!というのが,受験に関しては必勝法だと思います。

 「考え続ける力」を維持するためには,やはり「これはできる」という自信のある問題をやっていき,それが徐々に高度な力が求められるような問題に変わっていく・・・こういうことができるのが,実績のある予備校や塾や家庭教師なのでしょうね。

 どの程度の学力の子どもを想定して,どんな成果を目指して記事を書かれたのか,不明でした。

 「考え続ける」ことができるような「ゆとり」があるのはすばらしいことだと思いますけど・・・。 

 
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セミをつまんだわが子を見て

 自宅の前の公園は,今日もセミが忙しそうでした。

 下の子どもと公園をとおって買い物に行こうとすると,70歳くらいの方が近寄っていらして,セミを子どもに手渡してくれました。

 どこをどうつかめばせみがおとなしくしてくれるか,上手に教えてくれたので,迷うことなく子どもはセミをつかみ,しばらく歩いた後,結局,後ろを歩いていたその方にお返ししました。

 すると,その方はせみをシャツの中に入れ,

 「扇風機代わりにもなる」といって子どもを笑わせてくれました。

 こういうふれあいができるのが,私の住んでいる地域です。

 先日の旅行では,生きた小さなカニを初めて見た(死んで白くなったカニも)といって喜び,今日はセミを初めてつかんで,足の動きをじっと観察しながら,満足そうにしていました。

 小さな感動を覚えることができました。

 「初めて日記」の記事も,徐々に増えつつあります。

 休日の子どもの過ごし方とは,このようでありたいものです。

 今週いっぱいは,自宅で原稿を書く日々です。

 ネット上では醜悪なものにちょっかいを出しながら,リアルの世界ではあたたかい人とのふれあいを感じられる。

 人間には,このようなバランスがとても大事なんですね。
 

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真の情熱風~受験勉強の方法

 あれだけ分身ブログの方に力を入れてしまえば,本尊ブログがおろそかになるのは仕方がないでしょう。 

 本尊ブログは,起承転結が大事とか,論理性を明確にとか,そういうことを訴えている割に,記事の内容が支離滅裂だったりします。

 せっかく楽しみにしていた「考えに行き詰まったら」も,(4)は私がこのブログで書いたことと全く同じことと,「先生ならこんなアドバイスを」とリクエストしたことだけ。

 支離滅裂とは,どういうことかというと,

 (起)考え続けることが大事

 (承)受験問題では,時間が限られているから,できる問題からやる

 (転)自分自身の大学合格への道筋(効率重視)

 (結)考え続ける人を活かす社会が求められる

 何のつながりもないこと。

 今のところ,「考えに行き詰まったら」・・・の答えは,人に聞け,自分で考えろ,考え続けろ,の3つだけです。

 最も残念だったのは,元先生らしい記事を望んでいたのに,中学受験の塾のアルバイトをしている大学生でも言えることしか書いていないことでした。

 ですので,「真の情熱風」として,かつ,「子どもの教育に情熱をかける人々のため」のブログとして,ここでは究極の言葉を書き残しておこうと思います。

 受験勉強の方法については,ただ一言。

 学校の授業を大切にしましょう

 これだけ。
 
 この「勉強法」で,満足できる学校に在籍していること,入学できることが,受験に勝つための方法です。

 学校の授業をしっかり受けていることが,どうして受験勉強に役立つのか。

 これを話し出すととまらないので,簡単に言うと,

 学校の授業が,「考えに行き詰まる」体験をしっかりさせてくれているかどうか,

 そこが勝負の分かれ道です。

 何だかすらすら理解できる。すらすら問題も解ける。

 そんな授業を受けていて,受験戦争に勝てると思いますか?

 授業で先生が宿題を出すのではなくて,

 子どもが自分自身の「宿題」をいっぱい持ち帰ってきてくれる授業。

 それを親としては期待します。

 先生への期待ではなく,子どもへの期待です。

 「簡単に分かったつもりになるな」・・・これが,

 「考えに行き詰まる」経験を自ら起こすための最初の原則です。

 ・・・・こういう「受験勉強の方法」を教えてくれる塾って,あるのでしょうか?

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