私が社会科の授業や学級経営で実践してきたことを,「7つの武器」に分類できることをこの本で知りました。
1 無意識
2 フレーミング
3 破壊
4 報酬
5 評判
6 ミステリー
7 承認
「無意識」とは,人の本能に訴えかける色やシンボルを使うという手段ですが,生徒に書かせているあるものが,次の「フレーミング」(おなじみの感覚)との相乗効果になっていることがわかりました。
「破壊」と「ミステリー」はセットです。驚き,単純さ,重要性,謎,不確実性,サスペンス・・・社会科にはぴったりの題材がたくさんあります。
「報酬」と「承認」もセットです。生徒が求めているものを可視化したり,認知,評価,共感の3つの欲求を満たしたりすることは,学習指導の基本でもあります。
最後の「評判」は,あとからついてくるもの。
丸投げ型のアクティブ・ラーニングでは子どもが手に入れることができないものが,そこにはあるのです。
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