デジタルの大切さがわかっている人が書く,アナログの重要性の話には説得力があります。
デジタルが使いこなせていない人ほど,アナログの大変さや非効率を口にする傾向があると感じています。
アナログを使いこなせるようになって初めて,デジタルの利用にも価値が出てくることを,子どもたちに教えているのが教育現場です。
アナログも使えないうちから・・・・ノートにペンで字が書く習慣がない子どもに,タブレットをもたせて授業をするのは逆効果です。
マイクロソフト社の営業部長として,チームと個人で社長賞をとった経験のある著者が語る,
アナログで仕事に「命を吹き込む」仕事。
A5サイズの手帳,白い紙やノート,ホワイトボード,付箋・・・これを使いこなすことが,
仕事の「切り札」だといえるくらい,「人間の能力」の方が問われるのは,当然のことですね。
チョークと黒板で生徒に学ぶことの楽しさ,「学問の命」のおもしろさ,尊さを教えてくれる先生がいなくならないよう,気をつけてほしいものです。
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