教育失敗学から教育創造学へ   (読書編) ~子どもの教育に情熱をかける人々のために~ 

小学生と大学生の親です。 このブログでは,読書から得られた発見や視点を中心に,子どもの教育について考えていることを書き綴っていきたいと思います。

2018年02月

沖縄と北方領土対策がセットだからダメ?~北方領土の日に



 また言い間違いか。
 
 昔は「読めない」という担当者もいた。

 沖縄政策と北方領土返還対策がセットだからダメなのではないか。

 ロシアへの印象が特に悪い。
 
 プーチンさんは,基本的に中国ではなくアメリカを敵と見ているらしい。

 北方領土を日本に返還するとどうなるかを考えれば,

 プーチンさんが返還しない理由もわかる。
 
 それよりも,政治家が2月7日の意味とか,

 沖縄と北方領土の違いをそもそも理解していなければ,

 交渉もクソもないだろう。

 中国がほくそ笑んでいるのもわかる気がする。

 アメリカやロシアは苦笑いといったところか。

 ダメな敗戦国がどうして作られたのかもよく伝わっているだろう。

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公の今の姿は,悪しき未来をつくる種かもしれない~無私の日本人

無私の日本人 (文春文庫)
磯田 道史
文藝春秋
2015-06-10


 国会での様子がニュースで流されている。どこか白々しい空気が漂っているような気がする。

 どうせ相手は認めない(もちろん事実の通り認めないのかもしれない)とわかきっていることを追及する。

 国民の利益になるような話の流れにもっていってほしいのだが,相変わらず批判のための批判に終わってしまっているようで,何度見ても「時間の無駄」という気しかしない。

 江戸時代の日本には,民衆の,村の,地域の未来を支えるために尽力した人々の逸話が残されている。
 
 みちのくの吉岡宿。東北地方らしい,という印象が強く残る逸話である。

人の心は種である。果てしない未来を拓く種である。一粒の種が全山を満開の桜の山に変えるように,心さえしっかりしていれば,驚くほどの奇跡も成し遂げられる。いまや,公は民を守るどころか,民をおびやかす存在になっている。なんとしても,手をうたねばならない。

 飛行機乗りにとって,民家に墜落することなど,職業倫理的に見ても,人間としての責任感としても,絶対にあってはならないことである。亡くなった方の無念さは大きすぎて想像もできない。

 民をおびやかす公

 だからこそ,民が民としての自覚と責任を果たすべきときなのである。

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研究不正は医学ばかりではなかった~週刊東洋経済



 国立大学の大問題を,ここまで赤裸々に紹介し尽くそうとしているとは。
 
 私にもバラしたいことは山ほどあるが,注目を浴びないことが最大の防護策かもしれないので,黙っておく。

 C大の新学部開設に伴う教員の問題などは,書かれた人たちにとっては事情を踏まえると気の毒としかいいようがない。もちろん学生も気の毒である。もしかしたら学生が伸びる環境になっていると曲解することも可能である。

 西日本では,文科省から出向してきた(おそらくは教育に関して素人である)学務部長がこだわって,「60分授業」が全学一斉に導入されたそうだが,もし60分授業でないと集中力が維持できないような学生を入学させていたとしたら,その時点で問題だろう。高校でいえば,「エンカレッジスクール」みたいなものだ。そのうち「試験もやめよう」などと言い出しかねない。大学の実験の授業がもし60分で終えられるような程度のものだったら,それは高校レベルである。「エンカレッジ・カレッジ」などというダジャレのような大学をつくろうとしているのか?
  
 研究不正のデータでは,新たな発見もあった。

 まず,ポスト不足とアカハラが研究不足を常態化させる,という記者のタイトルがあるが,そういう状況の下でも不正を犯さない人がいることも忘れてはならない。不正を犯した人間がたどってきた道を徹底的に分析すれば,同情もしたくなってしまうかもしれないが,「バレなきゃいい」という「判断力」が働いたのは確かであり,これは日本の信用を揺るがす問題だと自覚すべきである。
 
 もともと信用性や実効性,応用性に乏しい教育の研究不正など,だれも関心を向けないのか,今まで報道されたことはあったのだろうか。分野別で研究不正件数がワースト3に入る醜態である。同じ内容をタイトルだけいじって他の学会に投稿するような人間がいる学会とは縁を切った。堂々と不正をしようとした人間が「社会科教育」を大学で教えているのだから,おそろしい。

 博士号をもった中学校や高校の教員もこれから増えてくるかもしれないが,理論と現実のギャップに耐える力の方が教育現場では大事である。火事の広がり方の専門家だからといって,実際の火災現場で倒れた人を救助できるとは限らない。専門の資格があるなら,その資格を得るのに要した努力をそのまま教育現場での専門以外の職務にもすべて注ぎ込むことである。

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授業で教師がデジタル教科書を活用する学習をすると・・・~人間理解からの教育

人間理解からの教育 (ちくま学芸文庫)
ルドルフ シュタイナー
筑摩書房
2013-03-01


 授業に手ぶらでやって来る教師は,学校に何人いただろう。

 私が歴史を習った先生は,いつもチョークを1本だけもって教室に入ってこられた。

 その日,学習すべき内容は,すべて頭の中でイメージされていたのである。

 もし私が,毎時間の頭に教科書を開かされて,どこどこを読め,と指示される授業を受けていたら,おそらく大学で歴史を専攻する人間(第3志望ではあったが・・・)にはならなかっただろう。

 手元のノートを見ながら板書をする教師や,教科書を読みながら説明する教師は,決して少なくはないだろうが,・・・・こういう教師の存在が,子どもの「学ぼうとする力」を奪っていたとしたら・・・。デジタル教科書でも同じような「逆効果」があるのだろうか?・・・恐ろしい。

 教育に関する鋭い考察をじっくり読みたい方にお薦めの1冊である。
 
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日本再興戦略~「士農工商」が時代の最先端に?

日本再興戦略 (NewsPicks Book)
落合 陽一
幻冬舎
2018-01-31


 政権に媚びを売る人たちが増えている。
 
 大学人たちは,政権や文科省に尻尾を振ることで,生きるための金を恵んでもらっている。

 中学校にまんがを読みに通っていた少年が,大学のセンセイになるのは素晴しい。
 
 こういう国が「再興」するための決め手になるものは何か?

 「士農工商」が時代の最先端になっている,という著者の主張にはドキリとさせられた。

 「自由」より「安定」を好む,という性格は確かに日本人にも多く見られそうである。

 歴史学的な意味がわかっていないのではないかと焦ってしまったが,「農」のイメージは正しかった。「百姓的な生き方」が求められる時代というイメージについて,おおむね理解できた。

 副業を寛容に認めるような企業文化が生まれれば,「社員」のイメージも変わっていくだろう。

>いろんな仕事をポートフォリオマネジメントしているので,コモディティになる余地がありません。

 学校の教師には,もともと「百姓的な生き方」が求められていた。

 授業だって研究だって行事だって校務だって部活だって,何でもこなさなければならない。

 「働き方改革」とは,「百姓一揆」なのか,「キリスト教徒弾圧」なのか,「異学の禁」なのか,人によって求めるものは異なるかもしれないが,校内の「士農工商」は,守るべきなのか,破壊するべきものなのか?
 
 子ども不在の議論にならないよう,心にとめておかなければならない。


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