仕事の心得を知りたい人に向けての本にしては,
>私たちが「仕事」をしてゆくにあたって,本当に大切な部分は,ハウツー本に絶対に書かれていないという話題が出たのですが,では,なぜ人はハウツー本を読むのでしょう。
なんて話題が出てきたりして,それを「信仰」と結論づけるあたり,
実は自分たちの立ち位置まで理解した上で本を出している,ということがわかる本でした。
ただ,こういう本が「精神安定剤」になる人って,もう20代より下にはいないのでは?
なんて思ってしまいます。
本の寿命はどんどん短くなっていますが,
「信者」がいることで延命が図られるという構造。
ハウツー本が必要ない人が,読むという不可思議。
これが,そういう本の代表例になる,という未来予測をしてみました。