しっかりしたコンテンツがあるところは,本だけでは伝わらないものを,
動画を収録したDVDで伝えようとする商売を始めてくれているようです。
そのうち,受験用に限らず,参考書には授業場面を収録したDVDが
付属しているようなものが主流になっていきそうな気がします。
改めて,「無機的な文字から学ぶ」ことと,「人の声や姿から学ぶ」ことの違いを実感させられました。
さて,この本から読み取ろうとしたことは,
今までの教育によって,「異能」をつくっていくことは不可能なのか?
今までの教育を部分的に「改善」することによって,あるいは,
「特別演習」のようなものをいくつかしかけることによって,
「異能」誕生のきっかけはつくれないものか?という点にありました。
結果は・・・。
意外と,今の学校教育が重視していることがベースにないと,「異能の開花」は難しいのではないか,という印象が強く残りました。
かなり「現状維持志向DNA」の影響を受けていることを自覚しつつ,書いていますが。
いずれにせよ,こう仕組んでいくだけで,「異能」はつくれる,なんて甘い考えは成立しないこと,
国際標準の能力を身に付けることは,そう容易ではないことは・・・・
当たり前のことですが・・・・よくわかりました。
いくつか通常の授業で応用できそうなヒントが得られたので,来年度から実践してみたいと思います。