「災難飢餓期間」を過ぎ,東日本大震災を皮切りにした「災難期間」が到来したという。

 東日本での大震災と,西日本での大震災,関東での大震災は,これまで高い確率で連動して起きてきた。

 警戒すべき大震災が何かは,言うまでもない。

 「日本壊滅」を本当に心配し,その対策に乗り出そうとする人がどれだけいるだろうか。

 著者が求めている8つの対策とは,

1 「防災・減災」のためのインフラ対策

2 「リスク・コミュニケーション」の推進

3 「地域コミュニティ」の維持と活性化

4 有事を用意した「強靱なエネルギー・システム」の構築

5 企業・工場の「BCP」の策定の義務化

6 有事の際の「救援・復旧対策」の事前想定

7 日本全体の「経済力」の維持・拡大

8 「強靱な国土構造」の実現

 10年以内に高い確率で起こってしまう大地震によって,数十兆円の被害がでてしまうことを,

 10兆円程度の投資で防ぐことができたなら・・・・。

 このようなスケールの大きな「保険」の必要感を全国民で共有するのは困難でしょうか・・・。

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