教育秩序の欠如が著しい国から,世界最高水準の人材が多数生まれ,海外で活躍している現状を見て,どんな思いになるだろうか・・・。

 多くの子どもが教育を受ける機会を得られていないインドのような国がある一方で,

 子どもが「商売道具」として使われている国があることも気がかりでならない。

 日本の教育界である。

 中学校や高校のようなレベルだと,子どもがどうとかではなく,授業の「ネタ」系の本がいまだに出ているが,

 小学校の,特に若い教師用の本を少しでものぞいてみると,現状がよくわかる。

 子どもが「商売道具」としてたくさん利用されている。

 特に,様々な理由で学習に困難を抱えている子どもがターゲットになっている。

 教員の個人名が出されれば,ターゲットの子どもも個人名が特定されるのである。

 教育現場で子どもが「商売道具」と利用されている現状を放置したくはない。

 「一人も見捨てない」などと言いながら,商品の中で「ダメな個人」が特定されるようになっている現状は平気で見逃す。

 このチグハグ感が,「一人も見捨てない」などと言っている人間を信用できない最大の理由の一つである。

 教育関係者であるにもかかわらず,子どもに関する話をエサにした「金集め」の方法を本で紹介している人もいるらしい。

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