後藤謙次さんのコラムの末尾に,ある自民党長老議員の声が記されている。
>「この政権は武士道を忘れている。武士道とは自己規律だ」
憲法改正論議を前に「武士道」を持ち出されることに抵抗感がある人がいるかもしれないが,
「戦いがない」「戦いができない」世の中における武士の精神からは,
学ぶべきもの=武士道があるだろうという考え方も大切にしたい。
今週月曜日に報じられた新聞各紙の世論調査の結果,内閣支持率は以下の通りになっている。
>読売新聞 49%
>共同通信 44.9%
>毎日新聞 36%
>日本経済新聞 49%
>朝日新聞 41%
ネットニュースで見る限りでは,KAKE問題を強力に扱っているのは毎日新聞であり,今回の支持率低下の要因が手に取るようにわかるデータとなっている。
情報は,ものによっては,ただ「早ければよい」というものではなく,
「出すタイミング」が最重要,という性格のものもある。
「反省の弁」を述べた直後に新たな文書の存在が報道される。
「次はどんなものがでてくるのか」
という関心も呼んでいるようだ。
当事者が認めない以上,「疑惑」のまま終わる可能性もあるが,
行政の長として,中央官庁の人間が残している文書に意味はないと言い切ることには無理があろう。
「戦争の時代」の武士道とは,「敵を欺いて勝つ」という孫子の兵法をベースにしたものなのだろうか。
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