この本を読むと,幸福な人はより幸福になるチャンスがたくさんあり,
不幸な人との格差がどんどん開いていく現実の厳しさを感じさせてくれます。
道徳の授業にどれだけ活用できるかを考えながら,前向きな人が取り組みやすい52週分の「具体的な行動指針」を眺めてみました。
「いいところを探す」という活動は,道徳や特別活動でよく実践されています。
次のようなチャーチルの言葉が,響きにくい子どもをどうするか,教師にとっては考えどころです。
>悲観論者はあらゆるチャンスに困難を見いだす。楽観主義者はあらゆる困難にチャンスを見いだす
この対照的な姿は,教師たちにもあてはまるかもしれません。
教育現場は,困難だらけなのか,チャンスだらけなのか。
しっかりとした見通したが立てられる楽観論者というのは,日本では少数派かもしれません。
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