経済学では「人は合理的な選択ができる」ことを大前提としているらしい。
 
 前提が間違っている学問だから,役に立たなくなってきてるのだろう。
 
>合理的な選択というのは,現代のような経済状況においてはもはや成り立ちようがない。モノの数や種類が膨大になってしまった現代では,選択肢の数があまりに多すぎて,合理的な選択などできるはずがないんです。石器時代に盾と斧の交換をするのとは,わけが違います。(中原圭介氏)

 中学校の社会科では,今でも需要曲線と供給曲線,それらが交わるのが均衡価格,均衡数量であることを示すグラフを学んでいるが・・・。

>この理論にも時間の概念が入っていないからです。需要と供給が瞬間的に一致して,モノの価格と取引数量が決まるなどという話は,現代ではおとぎ話にしかならないんです。(同)

 私も,売れ残りの弁当が値引きされていく様子を見ながら,どんなに安くても売れ残っているものがあったり,高くても売り切れたりしているのを見て,「商売は難しそうだな」と感じたものである。

 もし,経済学が「人は必ずしも合理的な選択ができる存在ではない」ことを前提としてみたら,どうなるのだろう。

 空間の3次元,時間を含めた4次元どころか,意識の世界の5次元で考えていかなければならない。
 
 「行動経済学」という面白い研究も読んだことがあるが,これを知れば「合理的な選択」ができるようになるのだろうか。

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