2017年の大学入試で起こった異常な私大の難化の原因は,入学定員の厳格化にあったようだ。
 
 一定基準よりも多くの学生を入学させると,国は補助金を出さないというペナルティを科すことができる。18年はその基準がさらに厳しくなるという。

 最難関・難関私立大での合格者の絞り込みは,中堅大学の倍率や難度を急上昇させる。

 一方ではバブルが崩壊したと見るべきであるが,
 
 同時に,難関私立大の志願者が例年より多く併願する予想が立っており,バブルが生まれそうだという。
 
 受験料で増収,学費収入で減収となる有名私立大学の将来はどうなるのだろう。

 ノーベル賞学者の先生も,仕事の半分は寄付金集めだという。

 大学も,卒業生や企業からの寄付金では全く足りないことになるだろう。

 いずれ,規定以上の寄付金を納めれば大学に入学できる仕組みができるだろう。
 
 金が物を言う時代の教育とは何かを考えさせられる。

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