このような本が出版されなくなったら,世も終わりである。

 翻訳がとても読みやすかった。誤訳だと思われる部分も発見しやすかったのは,「知の巨人」の主張が明解だからなのだろう。

 政教分離という原則がなぜ大切なのか,教育現場にいる教師たちはしっかりと認識すべきである。
 
 世界はどう動いているのかを知るためには,何が報道されないのかを知る必要がある。
 
 指導者の意図は直接的には見えにくいが,政治が「個人の利益のため」の道具になっていることを考えれば,何がどうしてそうなっているかを想像することは容易い。
 
 教育の世界にも,「工夫」が必要である。

 大袈裟な「目標」を掲げてしまうと,「つぶされる」危険性があるのは明らかである。
 
 本当の「目標」は隠蔽しなければならない。

 教育と政治はお互いの「隠蔽合戦」で本当の「勝利」を競い合うことになるだろう。


にほんブログ村 本ブログへにほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へにほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へにほんブログ村 受験ブログへにほんブログ村 受験ブログ 受験生の親へ教育問題・教育論 ブログランキングへ