このような本が出版されなくなったら,世も終わりである。
翻訳がとても読みやすかった。誤訳だと思われる部分も発見しやすかったのは,「知の巨人」の主張が明解だからなのだろう。
政教分離という原則がなぜ大切なのか,教育現場にいる教師たちはしっかりと認識すべきである。
世界はどう動いているのかを知るためには,何が報道されないのかを知る必要がある。
指導者の意図は直接的には見えにくいが,政治が「個人の利益のため」の道具になっていることを考えれば,何がどうしてそうなっているかを想像することは容易い。
教育の世界にも,「工夫」が必要である。
大袈裟な「目標」を掲げてしまうと,「つぶされる」危険性があるのは明らかである。
本当の「目標」は隠蔽しなければならない。
教育と政治はお互いの「隠蔽合戦」で本当の「勝利」を競い合うことになるだろう。
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