教育失敗学から教育創造学へ   (読書編) ~子どもの教育に情熱をかける人々のために~ 

小学生と大学生の親です。 このブログでは,読書から得られた発見や視点を中心に,子どもの教育について考えていることを書き綴っていきたいと思います。

ニュース

国後島で考えたこと~地震に備えるとは



北方四島・千島列島紀行
NHK取材班
日本放送出版協会
1993-06


 先週,私は国後島を訪れたのだが,ここ数年の間でも,大きく変化してきているのだろう。
 
 子どもの数もかなり増えているらしい。古釜布(この地名は,中学校の地図帳=帝国書院にも記載がある)の学校では,小学生から高校生まで,600人以上が学んでいる。

 私が上陸して一番心配になったのは,その地盤である。工事中の道路の溝をのぞいてみたら,その地盤はあまりよさそうではなかった。

 北海道胆振東部地震で土砂崩れが起こったのは,降下軽石層が関係しているそうだが,国後島の地盤はどうなっているのだろう。

 
地震がよく起こる地域なので,新しい建物は基本的に高台につくられている。

 次の写真は,海上から古釜布(ふるかまっぷ)の町をながめたものである。

古釜布のまち(海上より撮影)

 ↓地上の道路から見た高台の建物。乳牛が放牧されている。

放牧されている乳牛と高台の建物

 崖下にも建物がないわけではないが,古いものだと予想される。高台への移動は車が必要だから,不便だと思うが,災害に備えるとは,こういうことをさすのだとわかった。

 ↓夕陽に映える「ロウソク岩」(別名「悪魔の手」)

悪魔の手

 ↓私が勝手に名付けた「寝るモアイ」 岩石の採掘で削り取られたため,表面が平らになっている。

横たわるモアイ1

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へにほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へにほんブログ村 受験ブログへにほんブログ村 受験ブログ 受験生の親へ教育問題・教育論 ブログランキングへ

太陽光でとどめの一撃



 日本の太陽光パネルメーカーの「落日」が迫っているという。日本経済新聞が今日未明に配信した記事によれば,太陽光パネルの世界1位の市場である中国の政策転換=固定買取価格の引き下げ,新規のメガソーラーからの買取停止,2位・3位のアメリカとインドでの保護政策=セーフガード(緊急輸入制限)措置の発動により,行き場を失ったパネルが大量に日本に流れ込み,

ただですら弱っている日本勢に,とどめの一撃になる可能性がある

とのことである。

 記事では,日本の太陽光パネルメーカーの衰退の経緯が説明されている。

 液晶やプラズマパネルの大型投資という過去の失敗も影響してか,需要増~バブルの時期に,その後の需要急減を警戒して太陽光パネルの追加投資や増産に二の足を踏んだという。

 太陽光パネルの価格は,世界的な増産で,ここ数年で6割下落しているそうだ。

 太陽光パネルは原価の半分程度をガラスなどの原材料が占めているので,コストを抑えるには原材料の大量調達がポイントだという。

 住宅向けパネルにシフトして生産規模が小さい日本勢は,海外勢に比べて3~5割高いという。
 
 エネルギー自給率が8%しかない日本。
 
 自給率100%の太陽光発電だが,パネルが海外依存に陥る状況を,どう見るか。 

にほんブログ村 本ブログへにほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へにほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へにほんブログ村 受験ブログへにほんブログ村 受験ブログ 受験生の親へ教育問題・教育論 ブログランキングへ

オウム化している日本



 ずっしりと響く,一言である。

 一昨日の朝日新聞に,宮台真司氏が寄せているのは,新しい内容ではない。

 新しい事実が次々と起こっている。

 霞が関のエリートたちに起こっている現象を,「オウム化」という言葉で説明できる人は数少ないだろう。そもそも「扱うこと」自体に多くのガクシャが尻込みしてしまうからである。

 「エリートたちの止まらない迷走」を,ただの「更迭」「処分」ですましてはいけない。

 それと同じような理由で,今回の「死刑執行」に対しても「深い考え」が必要だと思われる。

 よく,小学校の社会科で「問題解決学習」という「用語」が使われる。

 小学生の学びだから,「問題」も「解決」も非常に甘いものになる。
 
 そもそも,「解決」できない「問題」がこの世にはいかに多いものか。

 道徳で平気に「家族」を扱う教師がいるが,「家族」にこそ大問題を抱えている子どもに,どのような意見を求めたいのだろう。

 「オウム化現象」は,至る所にある。

 「時間」や「忘れること」によっては「解決」しない「問題」である。

 人間や組織は,「生きている」から「膿を出し切る」という対処法が取れる。

 「死んでいる」ものからは,何も出てこない。

 自分たちが探し続けなければならない。

 「不全感」を抱いてオウムに集まった「エリート」と,「不全感」を「権力」を使って解消しようとする「エリート」たち。

 オウムで起こっていた「忖度競争」と,今の政治で起こっていることはどこがどのように違うのか。


にほんブログ村 本ブログへにほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へにほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へにほんブログ村 受験ブログへにほんブログ村 受験ブログ 受験生の親へ教育問題・教育論 ブログランキングへ

「民主主義の終わり」を学ぶベスト教材か~加計面会問題



 日大の記者会見が「危機管理学習」の最高の学習教材になった,という皮肉があるが,

 「民主主義の軽視」「民主主義の終わり」を学ぶのに最適な教材ができあがろうとしている。

 ジャーナリストの千田景明さんが『加計面会問題での食い違い 揺らぐ公文書の存在意義』で述べているように,国が公文書を「軽く」「甘く」「どうでもよく」見ていることが明らかになった今,「文書主義に意味がない」ことを子どもでも認識するようになった。

 公文書管理法という,図解で示しても,ごちゃごちゃでかえって意味がわかりにくくなるような法律がないがしろにされる実態を「民主主義」の学習ではどう扱えばよいのか。

 事実関係を歪め,歴史を歪め,民主主義を歪め,国を歪める行為をした人間はだれか。

 「申し訳ない」という感情が一切ないかのように,「良心の呵責」を押し殺せるのはなぜか。

にほんブログ村 本ブログへにほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へにほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へにほんブログ村 受験ブログへにほんブログ村 受験ブログ 受験生の親へ教育問題・教育論 ブログランキングへ

元号への興味・関心



 タイトルがすぐ上になるのでクイズにもならないが,

僧聴(5),兄弟(9),和僧(12),金光(13),僧要(24)

 これらは何を示しているでしょう?

 「異年号」「偽年号」のうち,「古代年号」「九州年号」などと呼んで実在が主張されているものの一部である。これによると,「大化」は31番目になる。

 平安時代以前までさかのぼる確実な史料がないことから,鎌倉時代に入ってから,(  )関係者によってつくられたものだろうと考えられている。

 (  )にあてはまる言葉として,あなたが最も適切だと考えるものは?

 子どもたちにとっては,「元号」など暗記させられる面倒臭いものの代表例かもしれないが,戦前だったらそんな正直な感想など口にできなかったものである。
 
 中国が起源であることくらいは知っておいてもよいだろう。

 では,次のランキングは何だろう?

1位:「永」(29回),2位:「元」「天」(27回),3位:「治」(21回),4位:「応」(20回),5位:「正」「長」「文」「和」(19回)

 年号に使われた回数が最も多いのは「永」。

 「平成」は,31年目の4月30日で終了することが決まっている。

 残された1年とあと少しの「平成」をどのように過ごすか。

 長く続く歴史の中のわずか1年だが,本当の意味での「平和」「平安」「平穏」とは何かを考える期間としてみたい。

にほんブログ村 本ブログへにほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へにほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へにほんブログ村 受験ブログへにほんブログ村 受験ブログ 受験生の親へ教育問題・教育論 ブログランキングへ
最新コメント
アクセスカウンター

    受験ブログ
    livedoor 天気
    「livedoor 天気」は提供を終了しました。